【カメラレンズ】SMC PENTAX-M 40-80mm f2.8-4
つい数日前に中古カメラも扱う某チェーン店でPENTAXのジャンク品のレンズを買った。最初はマウントアダプターがないとOM-Dに使えないと思い迷っていたが、よく考えたらPENTAXのK100D superを持っているのでKマウントレンズが使える。たった500円のジャンク品だったため気楽に買ってみた。
SMC PENTAX-M 40-80mm f2.8-4というレンズはマクロに切り替えることも出来るため、面白そうだと思った。もっとも1980年代のレンズなのでそこまで寄れるわけではない。
ズームリングを望遠側まで回しきってさらに"MACRO"まで回すとコチンと感触がある。マクロモード(モードなんて洒落たものでもないが)ではピントリングは回さずに前後にスライドさせて使う。
マクロモードでの最短撮影距離は0.3m程度と控えめ。物撮りには不向きかもしれないが草花を撮る程度であれば問題ない。
デザインは格好良いとは言えない。K100D superも2007年のエントリー機であるためなんというかアンバランスな印象。
撮影するときはMモードにする。最初に絞り値を決めて、背面にあるAE-Lを押せば測光して適正なシャッタースピードをカメラが決めてくれる。慣れてくれば自分でもシャッタースピードの調整を行う。
秋晴れの休日、紅葉とか桜の葉とか、秋桜とか。
すべてマクロモードで撮ったため焦点距離はAPS-Cで120mm。オールドレンズなのでExifデータが残らないが、全体的にピントが甘めでボケが丸に近いものが開放f値。比較的シャープな写りでボケが多角形のものがf4前後となっている。
虫もそれなりに撮れた。
開放f値で撮るとにじむことも多く、ボケもうるさい。写真としては破綻気味かもしれないが、これはこれでなかなか楽しい
絞り込むとまあまあシャープ
試しに物撮りもしてみた。
OM-Dを買ってからほとんど使っていなかったK100D superを久々に引っ張り出して遊べた。ジャンク品だったがお値段以上に楽しめたかもしれない。