撮影機材
【写真】期限切れのフィルム（PENTAX SPOTMATIC SPとFUJIFILM SUPERIA Venus 800）
2018年も間もなく終わる。今年はフィルムカメラを始めたり声優ユニット Aqoursのライブを追ったりかなり趣味の充実した一年だった。(そのぶん財布は寂しいが)
11月頃にPENTAX SPOTMATIC SPというフィルムカメラをジャンクで購入し、同じくジャンクのフィルムを入れて写真を撮っていた。なんとなく撮りかけのフィルムがある状態で年越しをしたくなかったため現像してきた
△PENTAX SPOTMATIC SPとFUJIFILM SUPERIA Venus 800（2005年期限切れ）
10年以上期限の切れたフィルムを使うのは初めてで心配だったが、思った以上に良く撮れていた。これまでレンジファインダー式のカメラばかり使っていたため、今回初めてファインダーを覗きながらピントを合わせ、シャッター速度と絞り値を決めて撮る、という動作をフィルムカメラで行った。
手前味噌な話で恐縮だが、今年フィルムカメラを始めて一番満足できる写真が撮れたと思った。ジャンクで買ったカメラだが来年以降も大事に使っていきたい。
【旅】2018/11/18～11/19 ラブライブ！サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~SAILING TO THE SUNSHINE~の旅（二日目：中野、上野、再び秋葉原へ）
この記事は前編の続き。そちらの記事を先に読んでいただけるとありがたい。
〈11/19:東京観光〉
二日目の朝。寝床が変わると眠りが浅くなるタイプなので6：00過ぎくらいに目が覚めた。前日にコンビニで買っておいた味噌汁とおいなりさんを食べる。二日目は東京観光をするつもりだったが、正直前日のライブがあまりにも感動的で素晴らしいものだったため、喪失感がものすごく腑抜けてしまっていた。
10:00前くらいにチェックアウト。まだ朝も早く時間があるため再び東京ドームに行く。（ホテルがすぐ近くだとありがたい）まだまだライブの余韻があり名残惜しい。同じように感じているファンもいるようで、東京ドームの写真を撮っているライブ参加者がちらほらいた。昨日までキャラクターののぼりや物販の看板がありお祭り状態だったため、なにも設置していないのが寂しい。
ある場所を目指してドーム周辺を歩く。田舎者なので街の真ん中に観覧車やジェットコースターがあるのが不思議だ。
実は東京ドームの近くにもTVアニメラブライブ劇中に登場した聖地がある。本郷二丁目の歩道橋だ。ただの歩道橋だがアニメではラブライブ決勝でキャラクターたちが"アキバドーム"に向かうときに通った大切な場所だ。ライブの影響でかなり感傷的になっていたので歩道橋を見るだけで泣きそうになってしまった。
センチメンタルもほどほどに歩道橋を離れ飯田橋駅に向かう。東京メトロに乗って中野ブロードウェイを目指す。ぼんやりしながら20分ほど地下鉄に揺られる。
中野駅北口を出るとすぐに中野サンモールが見える。雑然とした商店街がなんだか楽しい。
10:30頃に中野ブロードウェイに付く。最後に行ったのはいつだっただろうか。
薄暗い中2階のまんだらけへ……しかしどこを見てもシャッターばかり、まんだらけは12:00開店だったのだ。それを知らずに朝早くから来てしまった。
仕方がないのでしばらく中野駅周辺をあてもなく歩き回る。12時までどう暇つぶししようか、昼食はどうしようかとぼんやり歩く。
11:00頃に早めの昼食。中野サンモールの「肉あんかけチャーハン炒王（ちゃお）」でからあげ定食を注文。まだまだ時間があるのでゆっくりと食べる。
12:00前に再び中野ブロードウェイへ。まんだらけもやっと開店したためあちこち見回る。以前来たときはマニアックな店にわくわくしたが、自分もある程度大人になってしまったのか前ほど目新しさは感じなかった。
まだ昼過ぎ、想定よりも時間がありそうだったため前日諦めて行けなかった秋葉原のラブライブ×グラブルコラボのショップへ再び行く。この日は秋葉原構内の広告が張り替えていたようで劇場版ラブライブの大きな広告が張られていた。たくさんのファンが写真を撮っていた。
残念ながら変わらず限定ショップは大変盛況で再び諦めることとなった。
秋葉原を早々に離れ山手線で上野へ向かう。14:00頃に上野駅公園口からアメ横に行く。上野駅は随分と大きな駅だな～と田舎丸出しの感想を抱く。
平日だろうがアメ横は人で溢れている。食品や洋服、美味しそうな中華料理屋が目に留まる。特別欲しいものもないため一通り眺めて離れる。折角だから上野動物園にも行ってみようかと思ったが月曜日は休館日。この旅はどうにも思ったとおりにいかない。
本当は浅草観光もしたかったがどうにも天気が怪しい。そして自分自身も少々疲れていたため再び秋葉原へ。どんだけ秋葉原が好きなんだと言われそうだが眺めてて飽きないのだ。そして秋葉原に行くと前日のライブ参加者をよく目にするため不思議な安心感もある。
折角時間もあるためSEGAコラボカフェに寄ってみたがどうやら時間ごとに受付しなければいけないようで丁度良い時間がなく諦めた。とことん上手くいかない一人旅だが仕方がない。
雨も降り少しずつ暗くなる秋葉原の街をしばらく散策する。やることがないのだが20:00以降の新幹線切符を買ってしまったためそれまで暇を潰さなければいけない。時間管理を完全に失敗してる。
仕方なく再三諦めていたラブライブの限定ショップに並ぶ。流石に雨が降る夕方となると朝ほどの行列はなくなっていてそれなりの待ち時間で買い物ができた。
また神田明神に立ち寄った。
流石に秋葉原も飽きたため18:30頃に東京駅へ。大きな東京駅で散々道に迷って行幸通りにたどり着く。行幸通りはラブライブ、μ'sの楽曲のひとつ「Snow halation」のアニメーションPVで登場する場所だ。
すっかり暗くなった東京駅を前に旅の終わりを感じる。
その後は東急ハンズでシャープペンシルを購入したり、八重洲中央口周辺でお土産を物色したり…おなかがすいて地下街でうどんを食べたりしていたら新幹線の時間も迫ってきた。
散々時間を持て余しておきながらいざ帰るとなると寂しいものだ。自販機で買ったレモネードを飲みながら帰路につく。
初めての一人旅は失敗だらけだったが本来の目的であったライブは非常に素晴らしいものだった。またライブに参加する機会があったら今回の旅を教訓にしようと思う。
【旅】2018/11/18～11/19 ラブライブ！サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~SAILING TO THE SUNSHINE~の旅（一日目：ライブ参加／聖地巡礼）
自分が応援している声優ユニットAqoursのライブに当選し参加するまでの記録。観光の様子を時系列で記していく。
〈7月末：ライブ当選〉
自分はラブライブとそこから生まれた声優ユニットAqoursのファンだ。といってもこれまでライブはライブビューイングでのみの参加だった。知らない環境が苦手で関東のほうに行くのが億劫、チケットなんて応募してもどうせ当たらない。そんな考えで今まで現地参加したことがなかった。
しかし考えてみると、東京ドームはμ'sがファイナルライブを行った場所。自分はラブライブに出会ったのは既にμ'sが活動休止したあとだった。いつかAqoursが活動休止したときに自分は後悔しないだろうか？抽選券の入ったBlu-rayやCDを買ったのに応募すらしない…勿体無いんじゃないか？
駄目で元々、両日応募してみた。結果11/18の2日目に当選した。信じられなかったし最初は喜びよりも困惑が大きかった。
〈11/18：ライブ当日〉
地方組なので始発の新幹線で東京へ向かう。朝四時起きで眠いがその時の気温は6℃。寒さで自然と目が覚める。新幹線に乗り込むと暖かく上着が要らないくらい。ライブのチケットを忘れていないかそわそわしつつ出発を待つ。
新幹線が走り出した。コンビニで買ったおにぎりを食べつつwebラジオを聴いて暇を潰す。暖かい車内で若干眠くなるが久々の新幹線で眠ることはできない。
8:00過ぎに東京到着。
田舎者なので東京駅の構造が良く分からない。一度丸の内北口の改札を出て東京ドームへの道のりをスマホで調べる。改めて東京駅に戻り8:20発中央線高尾行きに乗り込む。御茶ノ水で乗り換えて水道橋に向かう。この時点で同じ目的と思われる人が何人かいる（ライブグッズを身につけている人は一目瞭然だ）
水道橋駅西口改札を出るとNEWDAYSの前でスポーツ報知のラブライブ特別号が販売していたため一部購入した。
駅をでるとすぐに東京ドームCityへの道に続く。ファンが有志で企画をしているようでなにやらビラを配っていた。
ドームには既にAqoursメンバーののぼりが沢山設置してあった。
まだ9時前、そこまで人がいない…と思ったら物販の特設テントの待機列がものすごい状態だった。東京ドームの敷地を目一杯使って並んでいる状態。流石に長すぎるため自分は東京ドームホテルの物販に並んだ。こちらは一部のグッズのみ且つ特典（ゲームのシリアルコード）がついていないが、数十人しか並んでいないためスムーズ。目的のCDとリストバンドだけ購入した。
次に向かったのは会場限定のガチャコーナー。こちらもものすごい列（ガチャコーナーは後楽園側なのに列の最後尾は水道橋側といえばそれなりに想像できるだろうか）だが回転が速いためそこそこのスピードで列が進む。20-30分並んでガチャを回すことができた。500円硬貨が必要なため両替コーナーもある。ひとり5回までなのでたくさん回したい人は並びなおす必要があるが自分はあくまで記念程度なので並びなおすことはしなかった。
グッズ関係で目的のものは一通り手に入ったため10:00頃に東京ドームを離れ秋葉原に向かう。秋葉原にはTVアニメラブライブシリーズの劇中に出てきた場所、いわゆる聖地がいくつかある。今回の旅では聖地巡礼は必ずしようと思っていた。
秋葉原駅を出て最初に向かったのはUDX。劇中では高校になっている。このスクリーンで高坂穂乃果はA-RISEを高海千歌はμ’sを見てスクールアイドルとなった重要な場所だ。
UDXを後にし電気街をしばらく歩く。SEGA×サクラ大戦×ラブライブのコラボがあり大きな看板が目に留まる。
そのまま散策しながらアキバ系アイドルショップやゲーマーズにも立ち寄る（ここも一応聖地）
しばらく電気街を観光しつつ神田明神へ。
明神男坂には既にファンが多く集まっていた。階段は意外と急で、ここをμ’sが、Aqoursが駆け上がっていたのかと感慨深かった。
丁度七五三のタイミングと重なったようでラブライブファンと入り乱れて大変込んでいた。
そんなこんなしていると11:00。普段割りと早く昼食をとるため以前から行きたかったラーメン屋「天下一品」に行く。チャーハン定食（こってり）を注文。特徴的なポタージュのようなどろっとしたスープが麺にからむ。うまい。
ラーメンで腹を満たしたところで、THE AKIHABARA CONTAiNERでラブライブの限定ショップがあることを思い出したがこちらも行列だったため諦めた。
それにしても見ていて飽きない街だ。
そのまま聖地巡礼を続けるため万世橋へ行く。聖地が秋葉原駅の徒歩圏内なのは助かる。ここは劇場版ラブライブにも登場したところで聖地であることを差し引いてもなかなか眺めが良かった。
反対側の昌千橋にも行った。
ここまで来たらはずせないのが「おしるこ 竹むら」ラブライブの主人公高坂穂乃果の実家「穂むら」として登場する。折角だから甘いものでもいただこうかと思ったが残念ながら定休日だった。
カメラ好きとしては中古カメラ屋も覗かずにはいられなかった。
13:00頃、一通り秋葉原の観光も終わりライブの開場時間も迫ってきたため再び水道橋駅に戻る。ここでこの日泊まるビジネスホテルの場所もチェックしておいた。ドームに着くと朝とは比較にならない人の数で驚いた。本当は大きなバックパックを駅のロッカーに預けたかったが、どこも使用中だったため断念。
14:00に入場の案内が始まる。16:00から開演だが、早いに越したことはないと思いさっそく40ゲートの列に並ぶ。チケット確認前に荷物検査がある。ペットボトルの持ち込みは500mlまで、缶の飲み物はコップに移すなど決まりがあるようだ。回転扉を抜けてチケットに書かれた通路からドーム内に入る。通路を間違えたり迷ったりしながらなんとか自分の席を発見。人はまだまばらだ。ライブの現地参加は初めてで東京ドームの広さに圧倒された。自分は二階席だったためステージはかなり遠いが参加できるだけでもラッキーだ。
16:00まで隣の参加者の話を聞きながら時間を潰し、いよいよライブが始まる。
ライブが終わったのは20:30くらい。さすがに6万人となると退場にも規制があり、指示に従いドームからでる。外は人であふれ返っていて、みな名残惜しそうにしていた。（自分もそのひとりだ）ライブ自体は生オーケストラやWアンコールといったサプライズ的な演出が多く、終始泣きっぱなしの大変素晴らしいものだった。祭りの後の寂しさを感じながらホテルへチェックインし旅の一日目を終えた。
余談だが朝6時から使っていた音楽プレイヤー(Pionner XDP-30R)は丁度東京ドーム入場前くらい（14:00）にバッテリーが切れた。iPhone6sは朝からGoogleマップや乗り換え案内のアプリを使っていたが、5000mAhのモバイルバッテリーがあればなんとか一日持った。
後編へ続く→
【カメラレンズ】SMC PENTAX-M 40-80mm f2.8-4
つい数日前に中古カメラも扱う某チェーン店でPENTAXのジャンク品のレンズを買った。最初はマウントアダプターがないとOM-Dに使えないと思い迷っていたが、よく考えたらPENTAXのK100D superを持っているのでKマウントレンズが使える。たった500円のジャンク品だったため気楽に買ってみた。
SMC PENTAX-M 40-80mm f2.8-4というレンズはマクロに切り替えることも出来るため、面白そうだと思った。もっとも1980年代のレンズなのでそこまで寄れるわけではない。
ズームリングを望遠側まで回しきってさらに"MACRO"まで回すとコチンと感触がある。マクロモード（モードなんて洒落たものでもないが）ではピントリングは回さずに前後にスライドさせて使う。
マクロモードでの最短撮影距離は0.3m程度と控えめ。物撮りには不向きかもしれないが草花を撮る程度であれば問題ない。
デザインは格好良いとは言えない。K100D superも2007年のエントリー機であるためなんというかアンバランスな印象。
撮影するときはMモードにする。最初に絞り値を決めて、背面にあるAE-Lを押せば測光して適正なシャッタースピードをカメラが決めてくれる。慣れてくれば自分でもシャッタースピードの調整を行う。
秋晴れの休日、紅葉とか桜の葉とか、秋桜とか。
すべてマクロモードで撮ったため焦点距離はAPS-Cで120mm。オールドレンズなのでExifデータが残らないが、全体的にピントが甘めでボケが丸に近いものが開放f値。比較的シャープな写りでボケが多角形のものがf4前後となっている。
虫もそれなりに撮れた。
開放f値で撮るとにじむことも多く、ボケもうるさい。写真としては破綻気味かもしれないが、これはこれでなかなか楽しい
絞り込むとまあまあシャープ
試しに物撮りもしてみた。
OM-Dを買ってからほとんど使っていなかったK100D superを久々に引っ張り出して遊べた。ジャンク品だったがお値段以上に楽しめたかもしれない。
【写真】彼岸花を撮る
随分と涼しくなりいつの間にか秋を感じられるようになってきた。猛暑猛暑言われてたことが最早懐かしい。この季節になると彼岸花をよく目にする。
彼岸花―お彼岸の時期に咲くためその名前がつけられたらしい。他にも全草有毒であるため食べると彼岸（死）…みたいな説もある。呼び方としては曼珠沙華なんていう仏教由来のものもある。
こうしてみるとなんとなく重苦しい印象を受ける花だが、すっと伸びた茎に鮮やかな紅がよく目に留まる綺麗な花だ。球根だし近くで見ると百合のような花だな、と思い調べてみると英名は"red spider liliy"というらしい。lilyは百合のことだ。赤い蜘蛛の百合なんて大概安直だが、所変われば呼び名も変わるということだ。
彼岸花といえば埼玉の巾着田が有名だが、さすがにあの規模の群生は近所にはない。（zuiko 50mm f2.0 macro）
所謂日の丸構図もよく似合う花だ。
（lumix 20mm f1.7）
蟻もたくさんいた
（lumix 20mm f1.7）
しっとりと撮りたくなる花だが、ややハイキーに撮るのも好きだ。
（zuiko 50mm f2.0 macro）
ついつい沢山撮りたくなる
（zuiko 50mm f2.0 macro）
彼岸花は咲いたと思ったらあっという間に見頃が終わる。撮れるタイミングがあって良かった。
