【カメラレンズ】OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 50mm f2.0 Macro
物撮りをきっかけにマクロレンズを使うようになった。最初に買ったマクロレンズはm.zuiko 30mm f3.5 macro。これにも十分満足していたが、今は亡きフォーサーズマウントで"神レンズ”と呼ばれていたZUIKO DIGITAL ED 50mm f2.0 Macroも気になっていた。
当時の希望小売価格は8万円越え。実売価格も5万は越えていたはず。そこそこ高価な部類。しかし現在は中古で3万前後と比較的手軽に購入できる。(そもそも新品を手にすることのほうが難しい)
外観は特別変わったことはない。純正フードをつけるとややずんぐりむっくりな印象。ミラーレスカメラを使用しているため大きく重く感じるが、一眼レフのレンズとしては普通。
ピント調整に伴いレンズが伸縮する。カメラ本体の電源が入っていない状態では縮んでいる。
フォーサーズマウントのカメラは所有していないためOM-D E-M5Ⅱに装着する。レンズの重みに本体が負けそうになる。外付けグリップを使用したほうが安定する。
C-P.Lフィルターの操作を優先してハクバのフードを使っている
△まずは物撮り
絞り開放だとふんわりとしている。流石F値2.0。現時点でマイクロフォーサーズにここまで明るいマクロレンズはない。被写界深度を考えればマクロレンズにそこまで明るさは求めないが、明るいに越したことはない。
△少し絞ると(f5.6)引き締まった印象。フィギュアを撮るなら少し絞ったほうが良い。
△こちらはf8まで絞った。
△外で撮ってみる。
紫陽花を絞り開放で撮った。鮮やかな青色とやわらかなボケ、花の描写も繊細だ。たぶんmarumiのC-P.Lフィルターをつけている。そういえば紫陽花の花に見える部分は”がく”だった気がする。
△玉ボケも綺麗だ。
△マクロレンズだから当然ここまで寄ることができる。
△蜻蛉
苦手な人もいるだろうか。脚の毛も十分表現できている。
△かなり気持ちの悪い写真だがアブラムシもしっかりと写っている。
換算100mmの小気味よく撮れる中望遠レンズだ。もともとAFは遅いらしいが、マウントアダプターを介してミラーレスで撮っている時点でAFの速さは期待していない。